ご家庭での燻製に必要な準備

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まず燻製器。鍋タイプ、密閉タイプ等があります。どちらも、煙を逃せるように、微妙な空気穴があります(ないと消えてしまうので)。市販燻製器の場合、おおむね、食材を乗せるための台(網が多い)と、チップを入れる皿があります。代用としては、100均などにもある土鍋に、小さい網を乗せる等という方法があります。

あと必要なのはチップです。桜のチップが代表的ですが、アウトドア専門店やネットなどで各種の燻製チップを買ったり取り寄せできます。固形のもの(大・小)と、細かくなっているものとがあるので、状況にあわせて利用してください。僕は最初は小タイプのものを買って自分で削るのがいいかなと思います。

場所は、換気のよい場所、たとえば本来ならベランダ等やキャンプ先などがいいのですが、ベランダで火を使うということは基本的にどこのマンションでもNGです。まず管理人通報を受けます。近所に不審に思われたり、持ち場を離れると風にあおられたりといった問題もあります。どうしてもやるという場合は目を離さず、ちゃんと見ていることが必要です。風や、不安定な状況で倒れた場合、金属であればしばらくはそのままかもしれませんが、たとえば段ボール製品だと即火災になります。基本はやめておいたほうがいいでしょう。戸建ての場合は、火災保険・賠償保険くらいは入っているうえで、自己責任でお願いします。

キッチンでやったほうがいいです。部屋に匂いも出したくないなあという場合、キッチン燻製だと、コンロ近辺で行う限り、キッチン上部のダクト換気ができますのでおすすめです。またダクトからの排気の限りは、よほど焦げ臭いなどがない限り、だいたいは居室から離れた場所から排気が出るので、どこでも不問の場合が多いと思います。

火をつけるもの、ライターやマッチでもいいのですが、最初火が回るまでには結構時間がかかります。おすすめは近寄る必要がないのでチャッカマンなどです。

基本的には燻されてきて色がこんがりとついたら良い感じなので、特にマニュアルもいらないくらいなのですが、だいたいの目安時間が知りたいという場合はレシピ集等があってもいいかもしれません。

事後の片付けについて

事後の片付けですが、一定時間冷やすことが必要です。飴色が機材にはついてしまいますので、気になる人はつけ置いたり、複数回処理されるなどがいいかと思います。鍋の場合は、他の用途にも利用する鍋の場合は、しばらくすれば落ちてくるので、そんなに劣化を気にしなくてもいいかと思います。専用鍋の場合は前者と同じようにしてください。黒色の鍋だと汚れがあまり気にならないかも。

またチップの灰などはまた時間が経って、ごみ袋内で再度火がつく危険性はありますのでそのまま捨てず、かならずいったん水を通してから捨てるようにしてください。

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